英検S-CBTの特徴・メリット・受験方法をわかりやすく解説!
2025/08/02
近年注目されている英検S-CBT(英検のコンピューター版)。従来の英検とは何が違うの?どんなメリットがあるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、英検S-CBTの特徴や受験方法、従来型英検との違いなどを、初めて受験を考える方にもわかりやすく解説します。
英検S-CBTは、次のような方に特におすすめです
☑ 部活や学校行事で日程調整が難しい中高生
☑ 面接式のスピーキングに緊張してしまう人
☑ 年間を通じて何度もチャレンジしたい人
英検S-CBTの基本情報
英検S-CBTとは、日本英語検定協会が提供する、パソコンを使って受験する形式の英検です。
従来の英検と同等の級・資格・英検CSEスコアを取得でき、入試などにも活用できます。
3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級で実施されており、1日で4技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)すべてを測定できるのが大きな特徴です。
従来の英検は、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれており、一次試験に合格した受験者のみ二次試験を受験することができます。
英検S-CBTでは、一次試験と二次試験の受験を一日で完結することができます。
また、従来の英検受験で得た一次試験免除資格を適用し、英検S-CBTで二次試験のみを受験することもできます。
英検S-CBTのメリット
1. 年間の試験回数が多い
英検S-CBTは全国の会場でほぼ毎週のように実施されているため、受験のチャンスが多く、希望のスケジュールに合わせやすいのが利点です。
愛知県内には、名古屋、豊橋、岡崎、一宮に会場があります。
2. 平日も受験できる
従来の英検は主に日曜日に行われますが、英検S-CBTは会場や級によっては、土日だけでなく平日にも試験日が設定されていることがあります。
部活動や塾で忙しい中高生にとって便利です。
3. ライティング(英作文)は解答方法を選択できる
パソコンでの受験なので、ライティング(英作文)の解答方式を不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
キーボード入力に慣れていなくても、手書きで解答できるので安心です。
キーボード入力に慣れていれば、タイピングは速くて編集がしやすいという利点があります。
4. スピーキングが録音式で緊張しにくい
英検S-CBTのスピーキングは、パソコンのマイクに向かって話す録音形式です。
面接官との対面ではないため、緊張しやすい人にも向いています。
5. スピーキングの採点結果を見ることができる
英検S-CBTは一次試験の合否に関わらず、二次試験の採点結果を見ることができます。
万が一、一次試験で不合格になってしまっても、その時点での4技能すべての実力を知ることができます。
そのため、次へ向けての学習計画が立てやすいです。
英検S-CBTの申し込み方法、検定料など
申込方法
英検S-CBTの申し込みは、日本英語検定協会の英検S-CBTホームページから行います。
受験級や試験会場、受験日程を選ぶことができます。ライティング(英作文)の解答方式も申込みの際に選択します。
英検S-CBTホームページはこちら→ https://www.eiken.or.jp/s-cbt/
検定料
各級の検定料(国内)は以下の通りです。(税込表記)
| 準1級 | 10,600円 |
|---|---|
| 2級 | 9,700円 |
| 準2級プラス | 9,300円 |
| 準2級 | 9,100円 |
| 3級 | 7,800円 |
受験方法
試験会場では、パソコンを使用して受験します。
リーディングとリスニングはマウスクリック、ライティング(英作文)は前述の通りタイピングか手書き、スピーキングはマイクで録音します。
リスニングとスピーキングはヘッドセットを使用します。
会場や機材の環境
会場にはスタッフが常駐しており、初めてパソコンで試験を受ける方でも安心です。
必要な機器はすべて用意されていますので、受験票、身分証明書、筆記用具があれば受験できます。
試験当日の流れと詳細
試験会場では、個々に割り当てられたパソコンを使って受験します。
当日の持ち物は、ダウンロード・印刷した受験票、身分証明書、そしてHBの黒鉛筆(シャープペンシル可)と消しゴムです。試験はスピーキング、リスニング、リーディング・ライティングの順で行われ、それぞれの間に休憩はありません。リスニングとスピーキングではヘッドセットを使用します。
- スピーキング:
パソコンのマイクに向かって解答を録音する形式で、面接官との対面はありません。解答時間は秒単位で厳格に管理され、時間切れになると何も言えずに録音時間が終了する可能性があります。録音が始まったらすぐに話し始めることが重要です。試験中の「聞き直し」は各問題で1回まで許されていますが、多用すると理解力に不安がある印象を与える可能性があり推奨されません。一方、「言い直し」は話の流れを大きく崩さず自然に行えばマイナス評価につながりにくいです。試験室では他者の声が聞こえることがあるため、集中力が必要です。スピーキングの採点結果は、一次試験の合否に関わらず確認できるため、次回の学習計画に役立ちます。
- リスニング:
ヘッドセットを装着して音声を聞くため、雑音の少ない音声を耳元で聞くことが可能です。PC画面上で選択肢をクリックして解答します。
- リーディング:
PC画面上でマウス操作により選択肢をクリックして解答します。ライティングと合わせて制限時間が設けられていますが、自己判断で切り上げて退室することが可能です。
- ライティング:
申し込み手続きの際に、「筆記型」と「タイピング型」のどちらかを選択できます。
◦ 筆記型: PC画面上の問題文を読み、手書きで解答用紙に記入します。タイピングに自信がない方におすすめです。
◦ タイピング型: PC画面上の問題文を読み、キーボードで解答を入力します。書き直しやコピー&ペーストが容易で、語数カウントが自動で表示されるため、時間節約になります。1分間に30文字入力できるタイピング速度があれば問題ないとされています。
英検S-CBT受験体験談~Rさんの場合~
Rさんは、将来英語を使う仕事に就きたいという目標をもち、日々英語学習に取り組んでいました。
まずは高校入試で有利になるよう、英検2級の合格を目指して勉強を進めていました。
ところが、高校入試に活用できる最後のチャンスだった従来の英検では、あと一歩届かず惜しくも不合格となってしまいました。
「高校入試には使えないけれど、受験勉強が本格化する前に2級を取りたい」
そう考えたRさんは、短期間で再チャレンジできる英検S-CBTを受験することを決意。
学校や塾の予定に合わせて日程を調整し、見事英検2級に合格することができました!
まとめ
英検S-CBTは、多くの人にとって受験しやすい、柔軟性の高い試験スタイルです。
従来の英検と比べてもさまざまなメリットがあり、特に「一日で4技能を測れる」点は大きな特徴です。
受験を考えている方は、ぜひ英検S-CBTも選択肢に入れて、自分に合った受験スタイルを見つけてみてください。
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